やや濃厚なソース

プログラミングやゲームについて。

メルカリ上でのSwitch転売価格の推移

Mercari上だとなぜこんなにSwitchの価格が跳ね上がっているのだろう?
定価は2万9980円なのに・・・
ということで調査を行いました。

https://www.mercari.com/jp/search/?sort_order=&keyword=switch&price_min=30000&price_max=60000&status_all=1&status_trading_sold_out=1
このURLを見れば落札価格は分かるのですが、
問題なことに落札日時が書いていないのです。
仕方が無いので、3時間ごとにクロールし、
新しい落札商品が見つかった時、
それはその時間の間に落札されたものととして、
推定しました。

f:id:hidetobara:20170924143624p:plain
注意点として、Splatoon2同胞版や、プロコンセットも含まれているため、
価格のぶれが大きくなっています。
これは今後の改善点と考えています。

f:id:hidetobara:20170924144342p:plain
落札件数の推移です。
8月末に大きく伸びているのは、
モンスターハンターダブルクロスswtichの販売があったためかと思います。

f:id:hidetobara:20170924144714p:plain
平均および偏差の推移です。
やはり少しづつ下がっていっています。
平均価格が4万円を切るのも時間の問題という感じです。
手数料10%と送料を考えると、35000円くらいが限界価格かな、という見方です。
そろそろSwitch転売もそろそろ潮時ですね。

8月23日から9月24日までの1ヶ月間での
Switchの販売数は1936個、
総額にして約8548万円(メルカリへの手数料は854万円)、
Switchだけでこれだけの金額が動くのか、と思うと驚きです。

簡易観測装置を作ってみた1

あらまし

スマホの液晶にヒビが入ってしまい、
まだ機能として生きてはいるけど使いにくいし、
でも修理はお金がかかるし、、、

ということで、
流行りのIoTとして
使い捨てセンサーとして
使用してみました。

作成

f:id:hidetobara:20170717012711j:plain
東急ハンズにて、

  • 透明アクリル半球2つ
  • アクリル用接着剤
  • 水に強いテープ

買ってきました。

また、SoracomのSIMを契約。
これで必要な時に、回線を引いて、不要になったら解約できます。

事前の実験にて、5時間は電池がもつことが分かりました。

アクリル半球を合わせて、その中にスマホを入れます。
あと、回転しにくくなるように重しをつけました。
組み立てた後の写真は撮るの忘れてました。。。
で、川に放流しました。

実験

f:id:hidetobara:20170723162808j:plain
放流した場所

f:id:hidetobara:20170723162916j:plain
f:id:hidetobara:20170723162935j:plain
ドンブラコ、ドンブラコ。

f:id:hidetobara:20170723163109j:plain
ん、引っかかった?

f:id:hidetobara:20170723163247j:plain
進んでる。

f:id:hidetobara:20170723164632j:plain
f:id:hidetobara:20170723163342j:plain
f:id:hidetobara:20170723163358j:plain
最後の通信です。
本番だと、3時間持ちました。

感想
  • 意外と進まない、100mくらい、と思いました。
    • 重すぎた?
  • 次は、人間が観測するのが難しい所、例えば台風の河川、に挑戦したいなと考えています。

まだまだ、色々改良する余地はあり、試行錯誤していきたく思います。

機械学習の記録2

流行のミュシャをPix2Pixさせるとどうなるんだろう?
ということで実験しました。
ここで、ミュシャの絵1000枚も集めてくるわけにはいかず、
3枚の絵をリサイズし、サイズを大きいのから小さいのまで72枚を用意しました。
750エポックで、4.1時間かかりました。

f:id:hidetobara:20170618210648p:plain

f:id:hidetobara:20170618210715p:plain
ドラえもん
f:id:hidetobara:20170618210744p:plain
女性
細部はなんとなくそれっぽくなっている気がしますが・・・

別の画家でも
f:id:hidetobara:20170618210936p:plain

f:id:hidetobara:20170618210956p:plain
ドラえもん
f:id:hidetobara:20170618211014p:plain
女性
・・・といった感じです。
難しいですね。。

台湾にあるVOEZ Cafe/Rayark Conceptに行きました。

南京三民駅から歩いて行ける場所にあります。

すごくすごくセンスがいいので、
Rayarkさんのゲームが好きな人だけでなく、ゲーム開発の方も行きましょう。
ゲーム作りの繊細さが、カフェにも表れている感じです。

f:id:hidetobara:20170612154131j:plain
Implosion、かっこいいです。

f:id:hidetobara:20170612154221j:plain
Mandora、かわいいです。

f:id:hidetobara:20170612154639j:plain
f:id:hidetobara:20170612155506j:plain
f:id:hidetobara:20170612155436j:plain
f:id:hidetobara:20170612162301j:plain

f:id:hidetobara:20170612162122j:plain
カフェの本棚には、男鹿さんの画集など、
自分達が参考にした資料を置いてました。
本物を知っているからこそ、
本物を創れるんだなあ、と納得しました。

機械学習の記録1

うまく行かないことも多々あると思うので、
含めて記録をつけていこうと思います。

今回はPix2Pixをカスタマイズして実験中。

主成分抽出のフィルタ処理からの学習

まず、入力させる画像に対して主成分分析し、主成分を抽出できるようにした。
その後、抽出したものを入力、元の画像を出力として、Pix2Pixに学習させた。
画像は猫65枚、Epochは750としてみた。

入力の例
f:id:hidetobara:20170610180751p:plain
出力の例
f:id:hidetobara:20170610180815p:plain

学習には3.8時間かかった。
学習結果の例
f:id:hidetobara:20170610181021p:plain

うまく行かないね・・・

単純にエッジから学習

こちらは教科書通りに、エッジ抽出したものを入力として学習してみた。
画像は猫65枚、Epochは1000としてみた。

入力の例
f:id:hidetobara:20170610181540p:plain
出力の例
f:id:hidetobara:20170610180815p:plain

学習には、5.0時間かかった。
学習結果の例

f:id:hidetobara:20170610182133p:plain

f:id:hidetobara:20170610182152p:plain
予想の範囲内という感じ。

ネコ型ロボットのドラえもん
f:id:hidetobara:20170610182504p:plain

f:id:hidetobara:20170610182426p:plain
うーん。

女性
f:id:hidetobara:20170610182609p:plain

f:id:hidetobara:20170610182628p:plain
うーん。

結論としては、面白くありません。。。

学習データをアダルトなサムネイルにすると

入力・出力の例はご想像におまかせ。
画像は200枚、Epochは700くらいに。
学習には、15.3時間かかった。

学習結果の例
入力は前のと同じです。

f:id:hidetobara:20170610183243p:plain
ドラえもん
f:id:hidetobara:20170610183325p:plain
女性
f:id:hidetobara:20170610183343p:plain

結論としては、やっぱり面白くありません。
ぼちぼちやっていきたいと思います。

UnityでのPSVita開発

普段Android端末でチェインクロニクルをやっているのですが、
PSVita版もやってみようと思い遊んで見ました。
チェインクロニクル◆本格シナリオRPG/チェンクロ - Google Play の Android アプリ
が、時々カクカクして不規則にフレームレートが落ちてる?
と感じたのがきっかけです。

チェインクロニクルはUnityで開発されており、
1つのソースからAndroidiPhoneも、そしてVitaへも書き出せます。
なぜ、Vita版だけカクカクするんだろう?ガベージコレクション(GC)でも走ってるのかしら?
ということで実際に1ソースからAndroid,Vitaに書き出して調べてみました。
なおAndroidの端末はASUS製のZenfone5、2014秋に発売の中くらいの性能です。

まず2Dスプライトの描写でベンチマーク
Androidでは、1500個だと約19fps、2500個だと約11fps、3500個だと約7fps
f:id:hidetobara:20150114013752j:plain
Vitaでは、1500個だと約20fps、2500個だと約12fps、3500個だと約8fps
f:id:hidetobara:20150111233350j:plain
ほとんど両者変わらず、
というかVitaは3年前に販売されたものなのにこれだけの性能が出るのはさすがゲーム機だな、と感じました。

次にGCのテストです。
以下のように毎フレーム、無駄にメモリを消費させ、GCを働かせました。
Countの数を多くして負荷を徐々に上げました。

string box = "";
for (int i = 0; i < Count; i++) box += "a";
System.GC.Collect();

Androidでは、1500で28fps、2500で11fps
f:id:hidetobara:20150114013751j:plain
Vitaでは、1500で3fps、2500で3fps
f:id:hidetobara:20150111231358j:plain
あー、やっぱりボトルネックGCか。
確かに、ゲーム機のメモリ管理は伝統的に開発者がするものだし、
ゲーム機側ではあんまりうまくGCしてくれないんだろうな、というのは推測できました。
昔のAndroid、特に1.xの時もゲーム中にGC走ると、フレームレートすごく落ちたし、
最近のスマホOSはすごくうまくGCしてるんだなあ、と思いました。

このように、ちょっと実験してみて、
Unityで開発したAndroid, iPhoneアプリ
Vitaに移植するのは、特にリアルタイム系のゲームでは一筋縄ではいかないんだろうなあ、
と感じました。

アプリがGoogle Play ストアから削除されて

あんまり、こういう情報は出てこないので書いてみようと思いました。
アプリの削除理由は、

削除の理由: コンテンツ ポリシーのスパム条項への違反。詳しくは、キーワード スパムに関するポリシーのヘルプ記事をご覧ください。

アプリの公開が月曜の昼間で、削除されたのが火曜の午前1時、半日くらいで削除。
一応、公式で配布した画像をしているので問題ないと、
クレームを英語と日本語で記述した所、英語で返答が帰ってきました。
使用している画像が問題なのではなく、
アプリ名を「 FFXV クソコラ オープンカー」としていたので、FFXVキーワードスパムに当たった模様です。


アプリ名を「クソコラ オープンカー」としてリリースした所、今度は無事に残っています。
クソコラ オープンカー - Google Play の Android アプリ


アプリの削除を行っているのは日本ではなく、アメリカなのかな?
例え日本向けにアプリを出したとしても、アメリカの法律・常識に従って判断されるのかな?
日本の慣習・法律が通じるもっと自由なアプリのプラットフォームが欲しいな。
ごにょごにょ。。。
Androidアプリは自由だったのは今は昔、きっちりGoogle様の監視が入っているんだなあ、と思いました。